はる/旅散歩

旅や自己啓発の記事を通して、何かに一歩踏み出せる勇気を与えたい。

冒険指南書② 〜旅×ハプニング〜

みなさんは「旅」と聞くとどんなイメージを持っているだろうか。カッコいい、自由、不安、トラブルなどいろいろな意見が出てくると思う。今回取り上げるのは旅先での予想だにしないハプニングについてだ。旅にハプニングはつきものだ。旅人をしていて、何も問題が起こらなかったという人は本当に稀だ。では、ハプニングが起こった時にどうすればいいのか。私個人が考えた解決方法5選とともに今後の旅や日常生活に生かしてほしい。

 

①旅人になれたと実感する(ポジティブ)

実は私も旅の序盤でハプニングに見舞われた。初めての旅で降り立ったベトナムという地。何もかもが新鮮で刺激的だった。そして、観光客だからか異常なほどに声をかけてきてくれる。騒音がまた海外に来たという実感を与えてくれる。名所を観光するために最初は歩きで行こうとしていたがやめて、交通機関を使うことにした。そして、そこに現れたその男こそ旅の元凶となった。その男の名はビンさん。5万ドンでバイクで名所を回ってくれるらしい。ちなみに5万ドンは日本円で約280円くらいだ。これは安いと思い、初めて友達と一緒にバイク3人乗りをした。6時間付き添ってもらい、行きたいところをおおよそ回ってくれた。あとは支払いのみ。5万ドンを出そうとすると足りないという。よくよく聞くと50万ドンでしかもそれは1時間の値段。乗り回した私たちに約13000円を支払わなければならなかった。旅が始まって初日。急にムードが悪くなった。そして、ぼったくり特有の感想ノートを書き、彼はさっそうとベトナムの町に帰っていった。ゲストハウスにに戻り落ち込んでいたが、後悔はしていなかった。なぜなら、旅人は誰しも経験する道であるからだ。立派な旅人になれたと感じ、一粒の涙を流しながら、夕飯を食べに夜の繁華街へと飛び出していった。

*写真撮影NGの人には気をつけろ

*感想のノートをもってたら逃げろ

 

②空港でじっくり考える

空港はまだ異世界ではない。つまり、身の安全を守ってくれる鉄壁の空間だ。旅で焦る気持ちはわかる。どうやって滞在先まで行くか、まず何をすればいいのかを心ゆっくり考れる場所はここしかない。外に出たい気持ちはわかる。しかし、考えて行動することはたまには必要となる。

 

③日本人ゲストハウスに泊まる

世界各国には現地のゲストハウスだけではなく日本人しか泊まれない専用のゲストハウスがある。ここでは旅の経験や心配なことをお互いに共有することができる。旅は1人でいると思われがちだが、実はそうではないのだ。

 

④自分の常識は相手の非常識だと考える

日本では荷物を少しの時間を置いてもとられることは少ないであろう。しかし、海外では盗まれることのほうが多い。日本のルールは通用しない。全てが自己責任なのだ。

 

⑤現地の人に聞く

道に迷った、現地の料理が食べたい、そんな問題を解決してくれるのは現地の人だ。郷に入っては郷に従えと言うがその通りだ。現地の人ほど強い人はいない。

 

ここまで五つの解決策を書いてきたが、これはほんの一部にしかすぎない。結局は自分を信じること。これが一番重要なのではないか。どんなになろうが、自分の決断がこれからの人生を左右する。だから、慎重に決定する必要がある。